説明会編 【文芸社の出版説明会】

男性のスタッフが登場して、この日の説明会は4部構成で行われることを解説をしてくれました。
 
・出版業界の現状について
・出版のプロセスについて
・執筆のワンポイント講座
・出版体験談
 
最初に、出版業界の現状について。
年間ベストセラーのデータを見つつ、プロ作家とアマチュア作家のボーダーレス化についての解説を受けました。
最近はプロ作家よりむしろアマチュア作家の作品の方が売れているくらいで、ベストセラー作家になるチャンスは誰にでもあるそうです。
これには全く同感です。
 
 
そして作品を書いている人は是非見せてほしいと言われました。
文芸社は応募作品を必ず読んで講評を送ってくれるシステムがあるので、出版社がどういう目線で作品を読むのか、それを体感してほしいそうです。
 
 
 
次に出版のプロセスについて。
別の男性スタッフが登場して、文芸社のシステムについて解説してくれました。
文芸社の基本方針のひとつに「アマチュア作家の発表の場を作りたい」というものがあるそうです。
出版された書籍は全国の300店舗に必ず並ぶことを約束しており、彼らはこれを自費出版と呼ばず、全国出版と呼び分けているとのことです。
 
文学賞受賞を目指すのも可能性ゼロではないけれど、現実的にはとても難しいことだというお話もありました。
それでチャンスを逃すのはもったいない、とも。
文芸社の全国出版なら、デビューまではできるので、ぜひ検討してほしいとのことでした。
確かに文学賞は狭き門ですから、時間を買う感覚で全国出版するのも良いと思います。
 
 
 
執筆のワンポイント講座について。
文芸社で活躍するプロ作家さんからアドバイスを頂きました。
これは本当にワンポイントといった感じでした。
作品のテーマを決めることや、誰に読んで欲しいのか、ターゲットを明確に意識することの重要性についてのお話です。
テクニックについてもっと詳しい話を聞きたい人は、書き方講座へ参加すべきかもしれません。
 
 
 
おしまいに、文芸社で全国出版された人の体験談を聞きました。
これが一番印象的なお話でした。
彼は出版の魅力について「たとえ自分が死んでも、本を世の中に残せること」と語りました。
本の制作過程においては、写真1枚1枚の配置にもこだわったのが、大変ながらも楽しかったとのこと。
もっとも感動したのは、地元の書店で、憧れの作家さんの隣に自分の本が並んでいるのを見たときだそうです。
大ベストセラーにはならなかったものの、地元の新聞社からのインタビュー取材を受けたり、本を置いてくれる雑貨屋さんと仲良くなったりして、とても満足しているとのことでした。

やはり実体験に根ざした言葉には重みがあり、彼の充実した表情が心に残りました。