評価シートを作成する

文学賞での受賞を狙うということは、審査員があなたの作品を評価するということになります。
その際にチェックされるべき項目はどういったところなのか。自分で予想をし、評価シートを作成しましょう。
しかし、自分の作品はやはりひいき目で見てしまいます。面白いと確信して書いているのですから。
そこで友人や家族など、作品を客観視できる人に評価シートと一緒に作品を見てもらいましょう。5段階評価ぐらいがちょうどいいかもしれません。
この他人に見てもらうというのは重要な事です。自分で読む時に気付かなかった誤字・脱字、おかしな表現などが見つかることもあります。
 
ここでは一般的な小説を題材にした評価シートを紹介します。
 
 
1.舞台設定(ストーリー設定)
 
・発想、設定は斬新か。
・世界観はリアリティか。
・読者の興味をひくテーマだったか。
・舞台設定、ストーリーの本筋以外は、現実や事実をベースにしてあるか。
・ストーリーに奥行きをあたえるようなアイデア、知識は利用されていたか。
 
 
2.登場人物
 
・主人公は魅力的であるか。または新鮮だったか。
・読者が感情移入しやすい主人公であったか。
・他の登場人物に魅力はあったか。
・登場人物の数は適切だったか。
・主人公以外のキャラクターの方が魅力的であったか。
 
 
3.ストーリー構成、プロット
 
・起承転結や盛り上がりはあったか。
・魅力的な話であったか。
・読者が共感する、または感動するような内容であったか。
・ストーリーに凝りすぎて設定の寄せ集めになっていなかったか。
・導入部分に惹き付けられるものはあったか。
・物語全体の中にあるエピソードの数は適切だったか。
・時系列の表現はわかりやすかったか。
・情景、風景描写は理解しやすかったか。
・唐突すぎるシチュエーションはなかったか。
・クライマックスだとわかる部分はあったか。
・尻すぼみになっていなかったか。
 
 
4.表現、小説技法
 
・基本的な文章力はあったか。
・作者の個性は感じられたか。
・作者の個性は魅力的であったか。
・語彙は豊富だったか。
・読者が好感の持てる文章だったか。
・細かい表現にリアリティはあったか。
・状況描写や人物描写が的確で想像しやすいものであったか。